出場機会激減…イチロー 適時打も嘆き節「体力ない」「ふわふわしている」

[ 2017年5月25日 05:30 ]

インターリーグ   マーリンズ11―9アスレチックス ( 2017年5月23日    オークランド )

<アスレチックス・マーリンズ>2回、右前へ2点打を放つイチロー(AP)
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 マーリンズのイチロー外野手(43)が23日(日本時間24日)のアスレチックス戦に「9番・左翼」で出場し、2回に右前2点適時打をマークした。6日以来17日ぶりのスタメンで、10試合ぶりの安打を放ちチームの勝利に貢献。前の試合まで自己最長となる14試合連続でスタメンから外れていたメジャー最年長野手は、出場機会が少ない中で結果を残す難しさと苦悩を吐露した。

 試合後のクラブハウス。帰り支度を整えるイチローが、しみじみと切り出した。「やっぱ、体力がなくなっていますね」。スタメンは15試合ぶり。自己最長ブランクとなり、試合に出るための体力維持も容易でないが、43歳は結果を残した。

 1―0の2回2死二、三塁。チェンジアップを右前へはじき返して2点を追加した。11打席ぶりの安打は今季55打席目で初の適時打で、打点は26試合ぶりだ。続くゴードンの三塁打で本塁を駆け抜け、メジャー通算1400得点も記録し、左翼、中堅の守備もこなした。

 実に6日以来のフル出場だった。試合後は「(オープン戦で)つくったものは全然キープなんかできない」と言い、気持ちの切り替えも「できない」と口にした。「(休日の)昨日もここに来て(練習を)やるし、できることはやっているけれど、それでも足りない。ゲームの体力と違う。(体が)ふわふわしている感じ」。出場機会の少なさを珍しく嘆き、苦しい心情も吐露した。

 「第4の外野手」という立場で、DH制のインターリーグで先発機会を得たが、2打席目以降は4打席凡退に倒れた。打率・161。それでも勝利の瞬間をグラウンドで迎えた。「何とかなるって言うかね」と笑い、「1本出て(気持ちは)全然違うし、まあ1本出すのは難しい」。メジャー通算3039安打のイチローでも1本の安打に安どする。今後は中堅手イエリチが腰を痛めたことで出番も増えそうだ。(オークランド・笹田 幸嗣通信員)

 ≪1400得点歴代96位≫イチローが達成した通算1400得点は、メジャー歴代96位だ。日米通算では2058得点となり、メジャーの記録と比較すると歴代8位。NPBでは2000得点をマークした選手はいなく、王貞治(巨)の1967が最多で、2位が福本豊(阪急)の1656となる。

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