陽岱鋼30日3軍戦で実戦復帰 交流戦中の来月中旬にも1軍へ

[ 2017年5月23日 05:30 ]

打撃練習する陽
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 下半身のコンディション不良でリハビリ中の巨人・陽岱鋼外野手(30)が、30日のルートインBCリーグ・新潟との3軍戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰する見通しであることが22日、分かった。3月19日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(同)以来、約2カ月ぶりの実戦となる。

 「状態は良くなっている。実戦復帰も見えてきた」。明るい表情が全てを物語っていた。この日、ジャイアンツ球場で行われた3軍戦前の全体練習に参加。屋外でのフリー打撃で快音を響かせ、ウエートトレーニングで汗を流した。

 昨オフに日本ハムからFA移籍も、開幕から下半身の張りなどで3軍での別メニュー調整を続けてきた。今月13日に室内でのフリー打撃を再開。同17日から3軍の全体練習に合流し、順調な回復を見せている。「守備も含めて、それが実戦復帰」と話す。30日は中堅の守備にもつく予定だ。

 患部に問題がなければ、2軍戦などで実戦を重ね、早ければ来月中旬の交流戦中にも1軍復帰が見えてくる。今季は中堅を立岡、橋本到、重信、長野が務めているが、シーズン終盤の優勝争いへ向け、強打の中堅手を固定できれば、攻守でチーム力はアップする。

 3軍の全体練習合流から約1週間がたち、本来のスイングは戻りつつある。陽岱鋼は「まだまだ(故障前と比べて)パワーがないので、パワーをつけていきたい」。現在3位からの巻き返し、そして夏場の優勝争いへ、陽岱鋼が起爆剤となる。

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2017年5月23日のニュース