マーリンズ トレード市場で売り手なら… 地元紙が放出候補挙げる

[ 2017年5月23日 14:40 ]

マーリンズのマルセル・オズナ外野手 (AP)
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 マーリンズがこの夏のトレード市場で売り手になったら、どの選手を手放すだろうか。22日の地元紙サン・センチネル(電子版)はファンにそう問いかけ、以下の選手をその候補に挙げた。寸評は同紙のもの。

▽マルセル・オズナ外野手(26):今季のマーリンズの中でベストの選手。ただ、今以上に価値が高くなることはないと思われる。交換で有望な若手選手数名を獲得できるかもしれない。

▽A.J.ラモス投手(30):今季はこれまでに比べて四球がやや多いが、キャリアの防御率は2・71。ナショナルズが獲得を狙っているという情報もある。

▽デービッド・フェルプス(30)とカイル・ベアクロー(26)の両投手:2人とも使い勝手が良く、こうした投手はトレード市場で人気を集める。

▽アデイニー・エチャバリア内野手(28):故障離脱中はロハスとリドルがその穴を埋めていた。徐々にチーム内での居場所がなくなってきた。

▽トム・コーラー投手(30):彼への評価は「体が丈夫で信頼ができて先発投手としてイニングを稼いでくれる」というもの。ほとんどのチームがそうした投手を必要としている。

 今季のマーリンズはここまで15勝28敗でナ・リーグ東地区最下位。勝率3割4分9厘はメジャー全30球団中29位で、最下位のパドレスとはたった1厘の差という状況だ。今後の巻き返しに期待したいところだが、この調子が続くようなら、来季を視野に入れ、主力放出となるかもしれない。

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2017年5月23日のニュース