バルデス9戦連続QSもわずか1勝 森監督は貧打嘆く

[ 2017年5月18日 08:50 ]

セ・リーグ   中日1―2阪神 ( 2017年5月17日    甲子園 )

<神・中>5回裏2死、原口(右)に先制となる左越えソロホームランを打たれ、ガックリのバルデス
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 中日の先発・バルデスはチーム初完投となる8回3安打2失点の力投も報われず2敗目を喫した。自身は開幕から9戦連続で6回以上、自責点3以下のクオリティースタートも、打線の援護がまた、なかった。

 登板した9試合で援護点は計15。両リーグトップの62回2/3を投げ、防御率2・01と安定した成績を残しながら、わずか1勝。勝ち運に見放されている状況だが「今は勝てていないが、今日のような投球を続けていけば、勝てるチャンスは来る」と前を向いた。

 打線は0―1の7回1死二、三塁から平田の中前適時打で同点としたが、その後の1死満塁で追加点を奪えず。1―2の9回1死一、三塁では松井雅がセーフティースクイズを失敗(記録は一邪飛)するなど阪神を上回る8安打も1得点。3連敗で借金は今季最多12まで膨らんだ。森監督は最近5試合で10得点の打線に「動かなくても(点は)取れないし、動いても取れん」と苦悩の表情だった。(桜井 克也)

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2017年5月18日のニュース