阪神 金本監督、笑顔の4連勝 先発左腕好投「5、6年前の能見に戻った」

[ 2017年5月17日 21:07 ]

セ・リーグ   阪神2―1中日 ( 2017年5月17日    甲子園 )

試合終了後に能見(右)と笑顔で握手する金本監督
Photo By スポニチ

 阪神がわずか3安打で中日に競り勝ち、4連勝を飾った。5回、チーム初安打となる原口の左越えソロで先制。1―1で迎えた8回に四球と送りバントで築いた2死二塁で高山が二塁打を放ち、これが決勝打となった。

 投手戦の中で貴重な先制アーチを放った原口はお立ち台で「必死のパッチで打ちました!」と絶叫した後で冷静さを取り戻し「しっかり自分のスイングをする中でしっかり打てたので良かったです」と笑顔。8回途中から左翼手として守備に入り、好投していた中日の先発左腕・バルデスから最初の打席で決勝打を放った左打者の高山は「(相手投手の)左右に関係なく、ああいう場面で打てたのが僕にとっては大きい」と控えめに喜んだ。

 勝因を聞かれた金本監督は「きょうは能見じゃないですか。能見、桑原、マテオの3人で勝った」と答え、勝利投手にはなれなかったものの6回1/3で5安打1失点の先発投手・能見について「テンポもコントロールもストレートの走りも良かった。5、6年前の能見に戻った。一番いい時の能見を見ているようだった」とうれしそうに笑みを浮かべた。

続きを表示

2017年5月17日のニュース