ハム・エスコバー 3球で“サンキュ〜”来日初勝利「本当にスクランブル」

[ 2017年5月15日 08:40 ]

パ・リーグ   日本ハム4―2ロッテ ( 2017年5月14日    東京ドーム )

<日・ロ>3球で初勝利を挙げたエスコバーはウイニングボールを手に1勝ポーズ
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 日本ハムの新外国人左腕エスコバーがメンドーサの危険球退場を受けて緊急登板し、わずか3球で来日初勝利をマーク。チームの4連勝に貢献し「このような形は想像していなかった。これが野球の面白いところ」と笑顔で振り返った。

 同点の5回2死一塁。「ブルペンでは3球しか投げていない。本当にスクランブルだった」と振り返り、最初に対戦した柴田にいきなり死球。それでも鈴木を141キロ直球で一ゴロに仕留めた。直後に味方が勝ち越し、白星をつかんだ。来日1年目。先発ローテーション入りして開幕3戦目を任されたものの、右太腿裏の張りで戦列を離れていた。4月に10連敗を喫したチームは5月に入り9勝2敗と絶好調で栗山監督は「これで落ち着いていけると思う」。昨季王者に勢いが出てきた。 (柳原 直之)

 ▽危険球退場 日本ハムのルイス・メンドーサ投手(33)が14日、ロッテ9回戦(東京ドーム)で危険球による退場処分を受けた。5回2死無走者で清田の頭部付近に投球を当てた。危険球による退場はパ・リーグで今季3人目。

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