オリドラ1山岡 背信6回4失点 6連敗で借金生活転落

[ 2017年5月15日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1―6西武 ( 2017年5月14日    京セラドーム )

<オ・西>初回、山岡は3失点しベンチでがっくり
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 泥沼から抜け出せない。オリックスは今季ワーストを更新する6連敗で、4月6日以来の借金生活に転落した。4位に後退した福良監督は「我慢して、やるしかない」と必死に前を向いた。

 プロ初勝利を狙ったルーキー山岡が誤算だった。初回1死から源田に四球を与え3連続長短打を浴び一挙3失点。「何とか先制点を防ぎたかった」と話したが、前回7日の日本ハム戦でも2回2/32失点KO。立ち上がりの悪癖を解消できず6回4失点で3敗目。指揮官は「今のメンバーを考えると、初回に3点を取られたらキツい。試合の入りをどうするか(が次戦の課題)ですね」と修正を促した。

 打線も精彩を欠いた。初回2死三塁からウルフの暴投で挙げた1点のみ。7回まで毎回走者を出すなど好機はつくったが決定機を逸した。5月に入り12試合で、わずか21得点。4月22日時点で・283あったチーム打率は同・251まで下降した。打開策として首脳陣は駿太ら若手野手に15日、休日返上の打撃練習を指示した。また、モレルを16日のソフトバンク戦(京セラドーム)から昇格させる。「何とか、やりくりするしかない」と福良監督。投打の歯車がかみ合う時を、今は待つしかないのか。 (湯澤 涼)

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2017年5月15日のニュース