楽天・茂木 プロ初の満塁弾に「あまり記憶にない」

[ 2017年5月14日 16:52 ]

パ・リーグ   楽天9―2ソフトバンク ( 2017年5月14日    ヤフオクドーム )

<ソ・楽8>5回無死満塁、左越え本塁打を放った茂木は笑顔でタッチをする(撮影・中村 達也)
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 プロ2年目の楽天・茂木がプロ入り初となる満塁弾でチームの勝利に貢献した。

 1―0で迎えた5回、島内の中二塁打、岡島の中安などで無死満塁の大チャンスで茂木がバッターボックスに入った。「先輩方が最高の場面で回してくれた。岸さんが本当に素晴らしいピッチングをしていたので、追加点がほしい場面だった。甘い球に狙いを絞って、自分のスイングをしようと打席に入りました」。

 カウントは2―2。追い込まれた6球目の高めのスライダーを叩いた。「追い込まれていたので、何とか食らいつこうと思って打ったのが最高の形になって良かった」と笑顔を見せた。

 チーム勝利の決定づける満塁弾はプロ初のメモリアル弾。「野球人生でも初なぐらい。あまり記憶にないホームランです。本当に打てて良かった」。レフトスタンドのフェンスギリギリに入る打球だったが、「正直、ホームランになると思っていなかったので、本当に大きな点が入ったなと、チームの皆さんにも祝福してくださったので、本当に嬉しかった」と笑顔を弾けさせた。

 先発の岸も好投もあり、「投打がかみ合っていい勝ちになったと思います」。

 母の日の活躍に「いつも心配ばかりかけているので、元気でプレーしている姿をテレビで見てくれているのかなと思います」。母への言葉を求められ、「ちょっと恥ずかしいですね」と照れ笑いを浮かべつつ、「いつもありがとうございます。これからも元気で頑張ります」とメッセージを送った。

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