阪神・秋山“火曜日の男”抜てき　香田コーチ指名、エース級と対戦へ

セ・リーグ   阪神―ＤｅＮＡ（雨天中止） （ 2017年5月13日    横浜 ）

雨の中、ブルペンから引き揚げる秋山
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　阪神・秋山が週頭の先発に固定されることが決まった。香田投手コーチが抜群の安定感を理由に「火曜日の男」に指名した。

　「そこに収まってくれれば、チームとしてもありがたいからね。スタミナという部分も付いてきたし、安定感という部分でも非常に良い。四球が少ないし、リズムが生まれる。いい働きをしてくれているし、役割を果たしている」

　開幕当初は競争を勝ち抜いた先発５、６番手の立場。６度の先発で５度のクオリティースタート（６回以上、自責点３以下）を記録するなどメッセンジャーと並ぶほどの安定感を示して“昇格”を遂げた。３週連続で火曜日を任された前回９日の巨人戦（東京ドーム）でも７回２失点で、３試合連続完封中だった菅野との投げ合いを制したばかりだ。同様に今後も他球団のエース級と対戦する可能性が高く、首脳陣は互角以上の投げ合いが可能と見た。

　方針を伝え聞いた秋山は「今まで通りの投球をしっかりとするだけですね」と表情を引き締めた。虎投の新たな大黒柱として飛躍する好機を手にしたことは間違いない。