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常にフルスイング 24歳の異端児・石川が巨人に新風を吹き込む

巨人に新しい風を吹き込む石川
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 打撃も、立ち振る舞いも威勢がいい。日本ハムからトレード移籍した巨人・石川が、5月10日の阪神戦(東京ドーム)から1番を任されている。

 「あきらめる姿を見せたらそこまでなんで。あと7点取りにいこうと思いました」。そう関西弁丸出しのイントネーションで話したのは、7日の中日戦(ナゴヤドーム)後だった。0―8の9回2死。大敗ムードの中、田島の2球目を逆方向の右翼席に運ぶ2号ソロを放った。ダイヤモンドを1周しながら、心の中は「あと7点取る」という思いだったという。「何点離されようが、あきらめる野球はしていないんで」。気持ちいいほど威勢良く言った。

 巨人では珍しいコテコテの関西弁。「異端児」がチームのムードメーカーになりつつある。今季1号を放った4月28日ヤクルト戦(神宮)後のことだ。石川は、報道陣に「知ってます?」と切り出し「昨年、巨人では25歳以下の選手のホームランが1本もなかったんですよ。それが悔しかったんです」と続けた。移籍1年目、24歳の「巨人愛」に驚かされた。

 日本ハムでは5年間で103試合の出場だった。新天地で開幕1軍をつかみ取ると、代打から、7番、6番と打順を上げた。5月13日までに2試合連続を含む3本塁打、21安打で、すでに自己最多を更新している。昨年末、川崎市のジャイアンツ球場で初めて石川の打撃練習を見たときのことだ。どんな球にもフルスイングする姿に驚き、思わず「いつもそんなに強く振るんですか?」と聞いた。その答えは「日本ハムでそう教わってきたんですよ」だった。

 ほとんどが初対戦のセ・リーグの投手相手にも、初球からフルスイングができる。これが好結果につながっている。チームはここ何年も若手の台頭を待望する。「巨人の一員として若手がもっと頑張らないといけない」と話す石川が、新しい風を吹き込んでいる。(記者コラム・神田 佑)

[ 2017年5月14日 10:00 ]

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