オリ吉田正、一軍復帰白紙 2軍で実戦出場も腰痛再発 症状思わしくなく

[ 2017年5月12日 05:52 ]

10日の2軍戦で本塁打を放っていた吉田正
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 12日の西武戦(ほっと神戸)に予定されていたオリックス吉田正尚外野手(23)の1軍昇格が11日、見送られた。同日のウエスタン・リーグ広島戦(舞洲サブ)を腰部の張りのため欠場。福良監督が「試合に出ていないということは、明日は難しい」と語った。腰痛のため開幕から2軍調整を続けており、前日10日の同戦で実戦復帰。この日も出場予定だったが、試合前練習も行わなかった。

 吉田正は3月22日に腰痛を発症。翌日に神戸市内の病院で「急性筋性腰痛」と診断された。昨季も腰椎椎間板症で復帰に約4カ月を要しただけに慎重にリハビリを進め、10日の試合に「2番・左翼」で復帰。初回1死からの第1打席で左中間本塁打を放った。しかし、出場後の状態が思わしくなく、大事を取る形でこの日の試合を欠場。復帰時期も現状では白紙の状態となった。

 5月に入ってから打線は開幕直後の勢いをなくしており、カンフル剤としての役割を期待されていた大砲。指揮官は「次に試合に出たとき、どれくらいのハリが出るか」とし、慎重に復帰時期を見定めていく方針を示した。

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2017年5月12日のニュース