ダル50勝またお預け 変化球軸に粘りの投球6回3失点

[ 2017年5月12日 05:30 ]

インターリーグ   レンジャーズ4―3パドレス ( 2017年5月10日    アーリントン )

6回3失点も勝ち星はつかなかったダルビッシュ(AP)
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 レンジャーズ・ダルビッシュはメジャー通算50勝目はまたもお預けとなったが、先発投手の役割を果たした。パドレス戦で6回を7安打3失点。同点のまま降板して勝敗は付かず、その後チームが逆転勝ちした。

 序盤は直球主体で、2回までにソロ2本などで3失点。「向こうは真っすぐ狙い。捕手に“もっと変化球を出してくれ”と言ってから、だいぶ相手が困りだしたかな」。3回以降はスライダーとカットボールを軸とした配球で粘り、走者は出しながらもあと一本を許さなかった。これで4試合連続、今季8試合中6度目のクオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)を達成。チームの2連勝にしっかり貢献し「3回からアプローチを変えて試合をつくれて、チームが勝てたので良かった」と話した。(奥田秀樹通信員)

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2017年5月12日のニュース