ムネ「スペシャルな日」日米1500安打 復帰後初猛打賞で4連勝貢献

[ 2017年5月12日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―0オリックス ( 2017年5月11日    ヤフオクD )

5回1死、左前打を放った川崎
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 ソフトバンク・川崎が日米通算1500安打をマークした。2試合ぶりに「1番・二塁」で先発出場すると、初回に今季初の長打となる左翼線二塁打を放ち王手をかけ、3回にディクソンの143キロ直球を中前に運んだ。手を上げて歓声に応えた後、丁寧にスタンドへお辞儀を繰り返した。

 「自分のヒットの数は知らなかった。手を上げたけど、“ジャパニーズスタイル(日本流の声援)だ”と思った」と話し「1500も打てると思わなかった。スペシャルな日」と続けた。

 11年までに日本で1343本、メジャーでは出場機会に恵まれない中で150安打し、6年ぶりに古巣に復帰。5回にも左前打を放って1501安打。11年10月13日に4安打して以来の3安打をマークした。

 1軍に合流した4月28日のオリックス戦(京セラドーム)から4カード連続勝ち越し。工藤監督も「得点にはつながらなかったが、相手にはプレッシャーを与えた」と川崎の影響力を口にする。

 「2000本を打てる自信はない。いつ終わってもいいようにプレーしている」と川崎。今季3度目の4連勝と勢いに乗り、13日から首位・楽天との2連戦に臨む。

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2017年5月12日のニュース