ロッテのドラ1ルーキー佐々木 自身最短3回3失点で降板

[ 2017年5月11日 19:36 ]

パ・リーグ   ロッテ―楽天 ( 2017年5月11日    Kobo宮城 )

<楽・ロ>初回に3点を失った佐々木は顔をしかめてベンチに戻る
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 ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木千隼投手(22)が11日、Kobo宮城で行われた楽天戦に先発したが3回、54球を投げ4安打3失点で降板した。

 初回、先頭の茂木に四球。続くペゲーロこそ決め球のシンカーで空振り三振を奪ったが、島内に中前打を許し二、三塁のピンチを招くと、ウィーラーにスライダーを捉えられた。ライナー性の打球は左翼ポール直撃の3ランとなった。

 2回は3人で抑えたが、3回には茂木、ペゲーロに連打され、ウィーラーに四球の1死満塁のピンチを作った。ここは銀次を一塁併殺打で無失点で切り抜けたが、4回から大嶺祐がマウンドに送られた。

 「今日は試合前のキャッチボール、ブルペンでは悪くなかったのですが、試合で出せなかった」と肩を落とした。

 佐々木はこれが4試合目の登板で、これまで1勝2敗。前回登板した4日日本ハム戦(札幌ドーム)でも初回にレアードに3ランを浴びて敗戦投手に。「前回同様、初回にホームラン。こういう形で早い回での降板。悔しいです」と反省の言葉を並べた。直球は初回は最速141キロで、2回以降は130キロ台に止まった。プロ初登板初勝利だった4月6日日本ハム戦(ZOZOマリン)以来の白星はまたしても手にすることができなかった。

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2017年5月11日のニュース