オリ吉田正 12日1軍合流へ 2軍戦で復帰弾、福良監督期待大

[ 2017年5月11日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   オリックス8―2広島 ( 2017年5月10日    舞洲サブ )

<オ・広>初回1死、吉田正は初球を左中間席に運ぶ先制ソロを放つ
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 オリックスは2試合連続の1桁7安打で2点しか奪えず、延長10回サヨナラ負け。5月に入り8試合で計18得点と得点力に陰りが見えてきた中、起爆剤とすべく「ミスターフルスイング」吉田正の12日西武戦(ほっと神戸)からの1軍復帰が確実となった。

 吉田正はこの日、ウエスタン・リーグの広島戦(舞洲サブ)で3月20日以来の実戦復帰。「2番・左翼」で先発し初回1死からの第1打席で長井の初球、143キロ速球を持ち味のフルスイングで中堅左へ放り込んだ。5回の守備からは右翼にも就き8回の守りで交代した。「正直(腰痛の)怖さはあるが向き合わないとダメ。(福良監督や周囲の)期待はありがたいが応えられるかは自分次第。しっかり準備したい」と話した。

 ソフトバンク戦を前に動画中継を見た福良監督も「その(12日から1軍合流させる)つもりで試合に出しているわけだから。問題なく振っていた」と及第点を与えた。

 一時は首位に迫ったチームも、あと一本が出ず競り負ける場面が目立ち始めた。勝負を決める一発を秘める吉田正は最上のカンフル剤となるはずだ。

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2017年5月11日のニュース