【データプラス】首位・阪神を支える救援陣 好調トリオの高い三振奪取力

[ 2017年5月9日 08:30 ]

阪神の桑原
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 6日の広島戦で9点差を逆転するミラクル勝利で首位に浮上した阪神。ここではチームの躍進を支える好調な救援トリオに注目する。 (記録課・志賀喜幸)

 チーム救援陣の防御率は昨季の3・29から今季はセ最良の2・13までアップ。ホールドポイント(ホールド+救援勝利、以下HP)も昨季は97(81H、16勝)でリーグワースト2位だったのが、今季は2位の36(29H、7勝)。昨季同試合消化時の21(18H、3勝)からは15も増やしている。

 個人別の上位はマテオがセ最多の13HPを挙げ、桑原が同2位タイの10HP。抑えから配置転換された2年目の助っ人と、昨季1軍登板のなかった崖っ縁のベテランが今季は中継ぎの柱になっている。また、守護神のドリスも抜群の安定感でリーグトップの12セーブ。3人による勝ちパターンが確立したことで、4投手以上の継投試合の勝率は昨季の・407から・636まで改善した。

 好調トリオに共通するのは高い三振奪取力。セ救援投手の奪三振率ランクを見ると、10試合以上に救援したセ28投手の中で、ドリスが1位の13・50、桑原が6位の10・80、マテオが8位の9・77とそろって10傑入り。なかでも桑原は、得点圏奪三振が両リーグ最多の10と数多くの窮地を三振で切り抜けている。もっとも、救援陣に対し先発陣がやや不調で、チームのQS(クオリティースタート=先発6回以上、自責3以下)率は50・0%でDeNAの51・6%を下回りセ最低。リリーフは盤石なだけに、05年以来のV奪回には先発陣の復調が鍵になりそうだ。

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