震災から寄付続け…ロッテ井口さんはウルトラマン 福島県須賀川市長が感謝

[ 2017年5月9日 05:40 ]

須賀川新庁舎の前に立つ「ウルトラの父」モニュメントの前に立つロッテ・井口(右)と橋本須賀川市長
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 ロッテ・井口の顔に笑みが広がった。この日から業務が開始された福島県須賀川市の新庁舎を表敬訪問し、車椅子3台を寄贈。「市のシンボルが完成した。このタイミングで見に来られてよかった」と感慨深げだ。ダイエー時代(現ソフトバンク)の01年に野球教室を行った縁があり、11年の東日本大震災で市役所が全壊したと聞き、新市庁舎建設へ立ち上がった。14年に寄付金200万円を一般に募り、自身も100万円を寄付した。

 そんな姿は、あのヒーローと重なった。橋本克也市長は「井口さんはまさにウルトラマンですね。誰かのために力を尽くせるのは凄いこと」と感謝した。須賀川市は、特撮テレビ番組「ウルトラマン」の生みの親でもある故円谷英二の故郷で、庁舎前には約3・5メートルもある「ウルトラの父」のモニュメントがある。同市のために、尽力した球界最年長42歳が次に救うのは低迷するチームだ。ここまで14試合の出場で打率・241。通算250本塁打に王手をかけており「勝っても負けてもベンチの雰囲気をよくしないと変わっていかない。それが僕らの仕事」と、チームのために力を尽くす。 (町田 利衣)

 ◆ウルトラマンと須賀川市 TBSが1966年から放送を開始したウルトラマンは円谷プロダクションが制作。設立者の円谷英二は福島県須賀川市出身で、同市ではウルトラヒーローたちとさまざまなイベントや事業が実施されている。中心市街地の松明通りにはウルトラヒーローや怪獣のモニュメントが次々と登場。13年5月5日に同市はウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市となった。

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