元阪神左腕 約14年ぶりの甲子園マウンド 14キロ減量で「肩の回りがいい!」

[ 2017年5月6日 16:12 ]

ファーストピッチセレモニーを行う遠山奨志氏
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 元阪神投手でプロ野球解説者の遠山奨志氏(49)が6日、阪神甲子園球場で行われた阪神―広島のファーストピッチセレモニーに登場した。約14年ぶりに古巣のマウンドに上がり、「満員の観客の前で投げられて気持ちよかった!」と声を弾ませた。

 帰ってきた左腕の見事なストライク投球に、スタンドからは大きな拍手と歓声が送られた。金曜レギュラーを務めるMBSテレビ「ちちんぷいぷい」(月〜金曜後1・55)で、ことし1月から3カ月間の肉体改造企画に挑戦。プロ野球引退後に100キロまで増えた体重は86キロに減り、「肩の回りがいい!」と投球にも好影響を与えたようだ。

 だが、痩せて「パワーが出せない」と不満は残った様子。4月8日に同球場での始球式で103キロの速球を披露して沸かせたタレント稲村亜美(21)をライバル視するも、「負けたらかっこ悪いから、今日はスピードをあえて出さなかった」と自白。「投球はスピードじゃない、コントロールです」と強がって、笑わせた。減量期間はこの日で終了したが、「ここまできたら82、3キロまで絞りたい」とダイエットの続行を誓った。

 遠山の投球時に打席に立った同局・河田直也アナ(43)は、「プロの迫力、一流のオーラを感じ、ぷいぷいでのふざけぶりとのギャップに驚いた。本番の投球スピードは凄かった」と絶賛。遠山氏と2人で“ぷいぷいカラー”の赤いユニホームで登場したことには、「たまたま色が広島っぽくて焦りました」と、苦笑いだった。

 同局ではマスコットキャラクター「らいよんチャン」が人気だが、タイガースを応援する新キャラ「とらいよん」がこの日、初お披露目された。縦縞のユニホームに、後頭部は黒と黄色の縞模様という“猛虎仕様”で式典を盛り上げていた。

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2017年5月6日のニュース