上本、右足痛め途中交代 開幕から攻撃的2番果たしていたが…

[ 2017年5月6日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―5広島 ( 2017年5月5日    甲子園 )

<神・広>初回1死、上本は右足を負傷し、担架で運ばれる
Photo By スポニチ

 阪神の上本博紀内野手(30)が5日の広島戦(甲子園)で右足を痛めて途中交代した。試合中に兵庫県尼崎市内の病院で検査。詳しい診断結果などは明らかになっていないが長期離脱の可能性も否定できず。試合後、金本監督は「ちょっと足をひねったみたい。そう(長引きそう)でもないみたいな…。明日になってみないとわからないけど」と現状を説明した。

 アクシデントに見舞われたのは初回の守備だった。1死から広島・安部の一、二塁間へのゴロを回り込んで捕球。体勢を崩して倒れ込んだ際に右足首をひねったもようで、一塁に送球した後は再びグラウンドに倒れ込み、自ら立つこともできず担架でベンチ裏へ運ばれた。その後はトレーナーに付き添われて車いすで選手ロッカーへと移動し、病院へ向かった。

 上本は今季、開幕から二塁手として全試合に先発出場し打率・300、1本塁打、7打点。攻撃2番として役割を果たしていた。6日の同戦の欠場は決定的で、出場選手登録の抹消について聞かれた金本監督は「明日、判断します」と話すにとどめた。

 ここまでチームをけん引してきただけに長期離脱となれば、首位浮上を狙う金本阪神にとっては大きな痛手となる。

続きを表示

2017年5月6日のニュース