松井裕が今季初失点でサヨナラ負け!楽天“鬼門”の札幌で

[ 2017年4月29日 18:25 ]

パ・リーグ 日ハム3―2楽天 ( 2017年4月29日    札幌D )

<日・楽>9回2死一、三塁、サヨナラ打を打たれた松井裕はベンチに戻る
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 楽天の松井裕樹投手(21)が今季初めて失点し、初黒星を喫した。2―2の同点の9回から登板。簡単に1死はとったが、3番・近藤に11球粘られ、最後はスライダーを見極められて四球。中田は空三振に仕留めたが、レアードに左前安打でつながれ、田中賢にカウント1―1からの3球目の甘く入ったスライダーをとらえられた。

 打球が右翼線に弾み、サヨナラのランナーが生還するのを見届けてから、マウンドからベンチへ引き上げた。帽子を外して、終始うつむいたままだった。うなだれる松井裕をベンチ前で出迎え、尻をポンポンと叩いた梨田監督は試合後に「(近藤への)四球がもったいなかった。最後はスライダーが甘く入った」と振り返った。

 首位を走る楽天の原動力は好調なリリーフ陣。20試合のうち15試合に登板し、フル回転している守護神が打たれての敗戦にはショックが残る。昨季1勝7敗の鬼門・札幌ドームでの今年初戦は手痛いサヨナラ負けとなった。

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2017年4月29日のニュース