ロッテが逃げ切り勝ち 西武4連敗…野上、初回崩れてロッテに7連敗

[ 2017年4月29日 16:32 ]

パ・リーグ   西武3-6ロッテ ( 2017年4月29日    メットライフD )

1回2死満塁、左中間を破る先制適時二塁打を放つ福浦
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 ロッテが逃げ切った。1回に福浦の適時二塁打で3点を先制。3回に鈴木がソロ、1点差とされた9回に三木が2ランを放った。二木が8回途中まで3失点で今季初勝利。益田が6セーブ目。西武は野上が序盤に崩れて4連敗を喫した。

 西武先発の野上は今期勝率5割ながら防御率1.73と安定感抜群だが、ロッテには相性悪く6連敗中。この日は乱調ぎみで、初回立ち上がりから捕まった。1番・伊志嶺、2番・荻野が連続中前打で無死一二塁。その後犠打と四球で2死満塁となり、6番・福浦が左中間超えとなる適時二塁打でいきなり3点を先制。3回にもこの日プロ3度目の4番に入った鈴木大地が初球カーブを捉え、今期第3号となる右本塁打で4点目。

 ロッテ先発は二木。初回、1番・秋山に四球を与えるも、無難に抑えて波に乗る。一方野上もその後は立ち直るが打線の援護がなく、6回で交代。7回からは福倉が引き継いだ。試合が動いたのは8回裏。代打・栗山が中前打、その後2番・源田に死球で2死一三塁となり、3番・浅村が左前適時打を放って1点を返す。ここで二木からセットアッパー・内に交代するも、4番・中村に四球、続くメヒアが中前適時打で2人生還、1点差まで追いついた。

 しかし9回表、西武は武隈がマウンドへ。無難に締めて反撃を待ちたいところだが、7番・大嶺が四球で出塁すると、9番・三木がレフト線ギリギリに第1号となる2点本塁打を放ち、勝負あり。その裏ロッテは益田が締め、二木は今季初勝利。野上は対ロッテ戦に痛恨の7連敗となった。

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2017年4月29日のニュース