マエケン 7回2失点で2勝目の権利 今季初のQSで復調アピール

[ 2017年4月29日 13:43 ]

ナ・リーグ   ドジャース―フィリーズ ( 2017年4月28日    ロサンゼルス )

フィリーズ戦に先発したドジャースの前田 (AP)
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 ドジャースの前田健太投手(29)は28日(日本時間29日)のフィリーズ戦に今季5度目の先発。7回を投げて5安打8奪三振2失点の内容で勝利投手の権利を得た。

 フィリーズ戦は過去2度の登板で2勝無敗、防御率4・09。今季初対決となったこの日も初回、2回と三者凡退に切って取り、相性の良さをうかがわせる立ち上がりを見せた。

 しかし、3回に2失点。四球と安打で2死一、三塁とピンチを迎えると、ガルビスに甘いカーブを叩かれ、右翼線への2点適時二塁打を浴びた。それでも、味方打線は前田を援護。4回に同点に追いつくと、5回には女房役グランダルの犠飛で3―2と勝ち越し。さらに、6回にはターナーの2点適時打で5―2とリードを広げた。

 前田は4回と5回はそれぞれ安打を浴びながらも無失点。今季最長となった6回は3番から始まる打線を三者凡退。最後のイニングとなった7回は2死から二塁打を許したが、代打・ケリーを148キロのストレートで空振りの三振に切って取り、3点目のホームを踏ませなかった。

 この日の球数は101球。開幕から不振が続いていた前田は、5度目の登板でシーズン初のクオリティースタート(QS)とし、復調をアピールした。

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2017年4月29日のニュース