ヤクルト 山田 追撃3ランのはずが…ビデオ判定でファウル

[ 2017年4月28日 20:36 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2017年4月28日    神宮 )

<ヤ・巨>7回1死一、二塁、山田が右翼へ大飛球を放ち、ベースを周りながら坂本と言葉を交わすが、ビデオ検証でファウルとなる                                
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 一度は本塁打と判定されたヤクルト・山田の3ランがビデオ判定の結果ファウルとなるシーンがあった。

 ヤクルトは0―7で迎えた7回、振り逃げと安打などで1死一、二塁のチャンス。ここで打席に入った3番・山田はこの回から登板した巨人2番手・篠原から右翼ポール際スタンドに飛び込む飛球を放った。だが、スタンドインした直後から巨人の右翼手・長野は両手を大きく広げ、ファウルであることをアピールするジェスチャー。山田は半信半疑な表情を浮かべたままダイヤモンドを一周した。

 これが本塁打と認められれば、ヤクルトにとっては0―7から3―7と4点差に詰め寄る貴重な追撃の3ランとなるところだったが、巨人・高橋監督がファウルだと主張してビデオ判定を要求。審判団の協議の結果、ファウルと判定された。打席へ戻った山田は結局四球を選んで出塁し、1死満塁となったが、続くバレンティンは遊撃への併殺打に終わり、ヤクルトの反撃は夢と終わった。

 この試合では初回、巨人の攻撃で1点を先制した後のマギーの左翼スタンドへの3ランについてヤクルト・真中監督がファウルではないかとビデオ判定を要求したが、協議の結果、本塁打の判定。両チームで明暗を分ける結果となった。

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2017年4月28日のニュース