神宮は連夜の熱戦?巨人、初回に打者10人で4点先制 マギー弾はビデオ判定

[ 2017年4月28日 18:38 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2017年4月28日    神宮 )

<ヤ・巨>1回1死一、二塁 巨人・マギーは左越え3ランを放つ
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 巨人・マギーの本塁打を巡って初回から試合が中断した。

 立岡四球、中井左前打で無死一、二塁とし、坂本勇の中前適時打で1点を先制。4番に入った村田は空振り三振に倒れたが、続く5番・マギーがヤクルト先発の左腕・石川が投じた初球のカットボールを左翼スタンドへ運んだ。

 打球はスタンド中段まで届く特大3ラン。マギーもダイヤモンドを一周した。だが、マウンドの石川は打たれた直後から”ファウルでは?”というジェスチャーを見せ、真中監督はビデオ判定を要求。審判団が協議した結果、当初の判定通り本塁打の結論が出て巨人の4点リードが確定した。

 再開後、長野は見逃し三振に倒れたが、続く「石川対石川」は右翼線二塁打で巨人・石川に軍配が上がり、小林敬遠で2死一、二塁。ここで打席に入った先発投手のマイコラスは左前へ今季初安打を放ち満塁とさらにチャンスが続いたが、10人目の打者となった立岡が凡打に倒れ、巨人の初回攻撃は4点で終わった。

 神宮球場では前日27日に行われた高校野球春季東京都大会決勝で、清宮擁する早実が延長12回の末、18―17で日大三にサヨナラ勝ちを収めて優勝。球児たちが繰り広げた熱戦の”続き”がプロ野球でも見られるか。

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2017年4月28日のニュース