糸井 ノーノー阻止打“待ってました”の大歓声

[ 2017年4月26日 05:57 ]

セ・リーグ   阪神0―1DeNA ( 2017年4月25日    甲子園 )

<神・D>8回2死一塁、糸井は左前打を放つ
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 このままでは、まさか…の流れを阪神・糸井が止めた。浜口の前に6回まで無安打2四球の沈黙を7回の先頭打者として破った。カウント2―2から各打者が苦戦していた直球を左前へ転がした。終盤に差しかかり、異様な雰囲気になり出したスタンドからは“待ってました”と言わんばかりの大歓声が巻き起こった。

 三上と対した8回2死一塁ではスタートを切った一塁走者の上本と連動する形で左前打。一、三塁に好機を拡大し、福留の打席の4球目には通算250盗塁まで残り2と迫る今季3個目の盗塁も決めた。いずれも得点には結び付かなくても、孤軍奮闘の2安打だった。

 秋山を援護できなかった今季初の零敗。帰り道では「悔しいです」とだけ言い残した。3試合ぶりの安打は敗戦の中でも光明だった。

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2017年4月26日のニュース