由伸監督、菅野へコイ打線分断指令 初戦で勢いつける!

[ 2017年4月25日 05:30 ]

25日の広島戦に先発予定の菅野
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 巨人・高橋由伸監督(42)が、25日の広島戦に先発する菅野に「打線分断指令」を出した。1・5ゲーム差で追う首位チーム相手に「きっちり相手を崩すような投球をしてほしい。菅野は破壊力のある投手だと思う。持っている力さえ出してくれれば」と期待を込めた。

 本拠地・東京ドームで対戦した11日からの前回3連戦では、投手陣が計29失点を喫し、3連敗。初戦は菅野が5回2/3を7安打5失点で勢いづけてしまっただけに、指揮官は「3つどうこうではなくて、まずは明日(25日)勝たないと」と重視するカード初戦での、エースの働きを求めた。

 今カードは菅野に続いて大竹寛、宮国の右3枚が先発する。初戦で「打線を崩す」ことができれば、2戦目以降もバッテリーが優位に立てる。菅野は「広島を倒さないと優勝はない。今後の戦いにおいても大事な3連戦になる」と決意を口にした。18日のヤクルト戦(熊本)では3安打完封勝利を挙げており「常に完投という意識は持っている。今シーズンは10回くらい完投したいと思っている。広島相手にできれば、チームの相乗効果につながる」と語る。

 前回対戦では初戦に菊池に5安打を許し、2戦目は新井、エルドレッドにそれぞれ2本塁打を浴びた。高橋監督は今3連戦のポイントに「同じバッターに打たれないこと」を挙げた。川崎市のジャイアンツ球場で軽めの調整をこなし、広島入りした菅野も理解している。「カープも研究していると思うので、何かを変えないといけない。(小林)誠司と話し合いながらやっていけたら」。リベンジの先発となる。 (川島 毅洋)

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2017年4月25日のニュース