デカプリオ金成 豪快なイメージも素顔は穏やかで純粋

[ 2017年4月24日 09:10 ]

春季高校野球東京大会準決勝   日大三9―7帝京 ( 2017年4月23日    神宮第2 )

<帝京・日大三>勝利し、ホーム付近で校歌を斉唱する(左から)桜井主将、金成ら日大三ナイン
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 その巨体とパワーから豪快なイメージのある日大三・金成だが、中身は穏やかで純粋な男だ。移動のバスでは「涙そうそう」などスローな曲を聴き「フーッ」と大きく息を吐き出してリラックスする。

 「センバツ前の練習試合では力みすぎて打てなかった。その時に(小倉全由)監督に“リラックスすればいける”と言われて、ずっとそれを心掛けています」。言われたことは素直に受け入れる。金成の長所だ。打撃面でも成長ぶりを感じさせる。エースの桜井はこう証言する。「フルカウントからボールを待てるようになった。紅白戦でスライダーを投げたら空振りせずポンと合わせてゴロ。変な打ち気がなくなってきた」。チーム打撃に徹するようになってきた大砲。早実戦ではどんな打撃を見せるだろうか。

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2017年4月24日のニュース