巨人10安打も拙攻10残塁 阿部、6回代打で空振り三振

[ 2017年4月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2017年4月23日    東京D )

<巨・神>6回2死一、三塁代打の阿部は三振に倒れる
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 首位奪回の可能性があった一戦に敗れ、3カードぶりの負け越し。巨人・高橋監督は、「もう一本が出なかった。一度もリードできなかった」と、相手の倍となる10安打を放ちながらも1得点に終わった展開を嘆いた。

 開幕から4番に座る阿部が疲労の蓄積を考慮され、2試合連続でスタメンから外れた。1―2で迎えた6回2死一、三塁では代打で登場したが、空振り三振に倒れ、「何とかしたかったけど」と悔やんだ。代わって4番に入った村田は3回に中前タイムリーを放つなど2安打をマークしたが、5番のマギーは2度の得点圏でいずれも三振。「投手が抑えてくれていたので、走者がいる場面で結果が出せずに悔しい」と責任を背負った。

 6回には小林のバントミスもあり、村田ヘッドコーチは「流れが変わるから。(小林)誠司がしっかりしないといけない」と苦言を呈した。今季最多タイの10残塁。高橋監督は「できることをきっちりやっていかないと」と厳しい表情だった。 (川島 毅洋)

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2017年4月24日のニュース