清宮 特大82号!早実、8回に一挙10点 逆転コールド勝ち

[ 2017年4月22日 11:43 ]

春季高校野球東京大会準決勝   早実16―8国士舘 ( 2017年4月22日    神宮第2 )

<早実・国士舘>8回に早実が一挙10点。コールドゲームとなった早実―国士舘
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 今秋ドラフト1位候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が22日、春季高校野球東京大会準決勝の国士舘戦で高校通算82号を放った。15日の準々決勝・駒大高戦で80、81号を放っており、2試合連続本塁打をマークした。早実は6―8で迎えた8回に一挙10点を奪って逆転コールド勝ち。神宮球場で27日午後6時から異例のナイターで行われる決勝に進出するとともに、関東大会(5月20日開幕、茨城県)出場も決まった。

 清宮は初回の第1打席は中飛に倒れたが、2―6の3回にカウント2―2からの内角直球をすくい上げると、右中間へ一直線。スコアボードの左上のネット中段に突き刺さる推定130メートルの特大ソロで球場を沸かせた。5回の第3打席は投ゴロに倒れた。6回の第4打席では四球を選んだ。8回の第5打席は投ゴロ。この回2度目の打席となった第6打席は相手のエラーで出塁した。

 早実は初回に5点を失う苦しい展開。しかし6―8で迎えた8回に代打・福嶋壮(3年)の満塁弾、野村大樹(2年)の2ランなどで一挙10点を挙げて16―8と逆転コールド勝ちした。

 通算80本塁打以上の主な打者は以下の通り。清宮はあと1本塁打で西武の中村、5本塁打で日本ハムの中田に並ぶことになる。

107本 山本 大貴(12年・神港学園)
 97本 黒瀬 健太(15年・初芝橋本―ソフトバンク)
 94本 伊藤 諒介(10年・神港学園)
 87本 中田  翔(07年・大阪桐蔭―日本ハム)
 86本 大島 裕行(99年・埼玉栄―西武)
 85本 横川  駿(11年・神港学園)
 83本 鈴木  健(87年・浦和学院―西武―ヤクルト)
 83本 中村 剛也(01年・大阪桐蔭―西武)
※カッコ内は高校3年時の年、所属、プロ入りした選手は球団名

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