北條、リードオフマンで存在感「塁に出ることを意識」

[ 2017年4月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―5中日 ( 2017年4月20日    ナゴヤD )

<中・神>初回無死、北條が左前打を放ち、中村豊外野守備走塁コーチとタッチ
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 今季初めてリードオフマンを任された阪神・北條がきっちり仕事を果たした。初回の第1打席、相手エース・大野の4球目のツーシームを振り抜き左前打でチャンスメーク。3、5回にも四球を選び、第1打席から3打席連続出塁を記録した。

 「しっかり塁に出ることを意識していた。1打席目を大事にしていたので、そこでヒットが出たのは良かったです」

 昨季の先発1番は28試合。打順別では最多出場を数え、打率・321も最高だった。春季キャンプ、オープン戦でもそこで起用されることが多く「自分が見逃し三振とか振り遅れたりするとチームの流れにも影響すると思う。全部の打席が大事だけど、その中でも1打席目は特に大事」と話していた。その第1打席で快音を鳴らし、5回先頭の第3打席は四球で出塁後に、先制のホームも踏んだ。

 くしくも同じ「1番・遊撃」でスタメン出場した中日・京田は、高校時代に青森県内の2強、光星学院と青森山田でしのぎを削ったライバル。勝利のヒーローは相手に譲ったが、存在感では負けていなかった。(山添 晴治)

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2017年4月21日のニュース