イチ凱旋弾にシアトル喝采“メーター”おなじみエイミーさん感慨

[ 2017年4月21日 05:30 ]

インターリーグ   マーリンズ5―10マリナーズ ( 2017年4月19日    シアトル )

9回に右越えソロを放ったイチロー(AP)
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 マーリンズ・イチローの凱旋弾にシアトルのファンが、元同僚が、喝采を送った。「イチ・メーター」でおなじみのシアトル在住のファン、エイミー・フランツさんは至福の時間を実況中継するかのように、自身のツイッターで立て続けに投稿。首振り人形を目当てに開場前に並ぶ写真に始まり、スタンドでは取材に訪れていた稲葉篤紀氏(日本ハムSCO)と記念撮影した。

 8回には「(イニング間の)練習のボールをプレゼントしてくれた。ありがとう!」とメッセージ。3試合とも右翼席最前列で観戦したフランツさんだが、17日はイチローは左翼での出場とあり「エリア51」でのプレーを久しぶりに堪能した。試合後にはフェイスブックで今年2月に夫婦で交通事故に遭い重傷を負っていたことを告白。2人でこのカードを楽しみにしていたといい「エキサイティングな3日間だったわ」と感慨をつづった。

 イチローはマリナーズ戦での本塁打は初めてだった。ベースを一周しながらヤンキース時代の同僚二塁手カノ、マリナーズで11、12年に同僚だった三塁手シーガーと表情を変えずにアイコンタクトを交わした。5年連続20本塁打をマークする生え抜きのシーガーは「相手選手の本塁打は見たくないものだが、今回は特別。身震いした。ただの試合を超えている。言葉が出ない」と言った。敵、味方は関係ない。セーフコ・フィールドがイチローに酔いしれた。

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2017年4月21日のニュース