イチロー凱旋今季1号 古巣に感謝「期待以上のもので表現してくれた」

[ 2017年4月20日 09:53 ]

インターリーグ   マーリンズ5―10マリナーズ ( 2017年4月19日    シアトル )

今季初本塁打を放ち、ベンチで祝福されるマーリンズのイチロー
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 マーリンズのイチロー外野手(43)は19日(日本時間20日)、シアトルで行われた古巣マリナーズ戦に「9番・右翼」で先発出場し、9回に今季初本塁打を放つなど4打数2安打1打点の活躍を見せた。

 11年半プレーした古巣に凱旋したイチロー。ヤンキース時代の14年6月12日以来、1040日ぶりとなった3連戦初戦の17日は3打数無安打に終わっていたが、自身の首振り人形が無料配布された最終戦で今季1号という結果を出した。4―10と6点を追う9回、先頭で打席に入ると、マリナーズ4番手マーシャルの初球の直球をフルスイングし、右越えにソロ本塁打。3連戦の最終打席で待望の一発を放つと、シアトルの観客は大きな「イチローコール」で称えた。本塁打はメジャー1年目から17年連続で記録し、打点と複数安打は今季初だった。

 その他の打席は2回は空振り三振、4回は1死から左前打、6回は二ゴロで、打率は1割5分8厘。試合はマーリンズが5―10で敗れた。

 ▼イチローの話 これは印象に残るわね。(マリナーズが自分への敬意を)もう全部、期待以上のもので表現してくれた。これだけ盛り上げてくれて、寂しい感じで帰りたくない。だから本当にホームラン打てて良かった。

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