巨人・菅野 3安打今季初完封 地震後プロ野球初開催の熊本で快投

[ 2017年4月18日 20:39 ]

セ・リーグ   巨人3―0ヤクルト ( 2017年4月18日    熊本 )

<巨・ヤ>力投する菅野
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 巨人の菅野智之投手(27)がヤクルト打線を3安打に抑える力投を見せ、今季初完封で2勝目を挙げた。昨年4月14日の熊本地震発生後、初めて熊本で行われたプロ野球公式戦。地震の際には外壁が崩れ、照明灯が落下するなどの被害が出た熊本市の藤崎台県営野球場で、エース右腕がチームに3連勝をもたらした。

 快調に飛ばした。許した安打は5回、雄平の二塁内野安打と9回2死からの連打のみ。最後は雄平を中直に打ち取った。117球を投げ5三振を奪った。今季2勝目を昨年4月13日のヤクルト戦(神宮)以来、約1年ぶりの完封で飾った。

 藤崎台野球場では昨年、地震直後の4月19日に予定された巨人―中日戦が中止となった。その試合で先発するはずだった菅野が、熊本のファンに2年越しで快投を披露した。

 打っては熊本県芦北町出身の立岡が3安打に加え、初回に阿部の適時打で一塁から生還する好走塁で先制のホームを踏んだ。5回にも阿部がリーグトップ独走の21打点目となる適時打で追加点。8回には代打・長野の右犠飛で菅野を援護した。チームは3連勝で貯金3とした。

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2017年4月18日のニュース