イチロー 古巣マリナーズ戦で逆襲だ「家に戻れるのはいいこと」

[ 2017年4月18日 05:30 ]

ナ・リーグ   マーリンズ4―2メッツ ( 2017年4月16日    マイアミ )

<マーリンズ・メッツ>9回無死一塁、2度バントを試みるもいずれもファウル。最後は空振り三振に倒れたイチロー(AP)
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 マーリンズのイチローが16日(日本時間17日)、メッツ戦で同点の9回無死一塁で代打出場も空振り三振に倒れた。最初の2球はバントを試みたがいずれもファウル。そこから2球続けてファウルで粘った後、最後は外角速球にバットが空を切った。

 チームはその後、リドルの2ランでサヨナラ勝ち。メ軍4連戦を勝ち越したドン・マッティングリー監督は「いい戦いができた」と満足げだが、一方でイチローは12打数1安打で打率・083、6三振と似合わない数字が並ぶ。唯一先発出場した14日メ軍戦は4打席中、3打席はきっちり捉えた当たりだったが、結果に結び付いていない。

 巻き返しへ格好の契機が、17日(同18日)からの敵地マリナーズ3連戦だ。11年半在籍した古巣との対戦はヤ軍時代の14年以来3年ぶりで、マーリンズ移籍後は初めて。現在もシアトルに自宅があり、大リーグ公式サイトに「家に戻れるのはいいこと。(シアトルの)ファンにも会えるし、今も元気にプレーしているところを見せたい」と意欲を語った。数々の足跡を残したセーフコ・フィールドから逆襲に臨む。(笹田幸嗣通信員)

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2017年4月18日のニュース