「代役4番」小谷野 タイムリー2本“つないで”連勝

[ 2017年4月16日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス7―6ソフトバンク ( 2017年4月15日    ヤフオクD )

<ソ・オ>初回2死一、二塁、中島の適時打で生還した二走・小谷野はナインの出迎えに笑顔
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 「代役」以上の仕事を果たした。オリックス・小谷野が移籍後初、レギュラーシーズンでは日本ハム時代の11年10月18日西武戦以来、2006日ぶりの4番に座り決勝打を含む2本の適時打で2打点。9回に平野が1点差に迫られたが逃げ切り、連勝で2位に浮上した。

 「自分が決めるより、つなぐことを意識した。“つなぐ”がチームの合言葉になっているから」

 前日14日に死球で途中交代したロメロはこの日、欠場。福良監督から「やっぱり栄一でしょ」と託されたチーム最年長36歳が応えた。初回2死三塁から先制の中前適時打を放つと、同点の5回2死二塁では勝ち越し適時打を右前に運んだ。

 試合後、2歳長女と今夏誕生予定の双子に触れ「監督には、おむつを買ってもらいます。西村ヘッドにはミルク」とニヤリ。おむつ代は一般的に3歳までの試算で約20万円とされ、その倍以上の費用が見込まれるが、指揮官も「検討します」とプレゼントを約束した。 (湯澤 涼)

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2017年4月16日のニュース