広島1分け挟み9連勝!新井&エルド2打席連発 ルーキー床田初勝利

[ 2017年4月12日 20:48 ]

セ・リーグ   広島9―5巨人 ( 2017年4月12日    東京D )

<巨・広>3回に勝ち越し3ランを放ちナインに出迎えられる新井(左)
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 広島が新井、エルドレッドの4本塁打などで巨人を下し1分けを挟んで9連勝、2位・巨人との差を3ゲームに広げた。広島の9連勝は16年6月に11連勝して以来。広島は開幕戦で敗れて以来4月は負けなしで、4月の9連勝は98年以来4度目となった。巨人は3連敗。

 2点を追う広島は2回、新井が左翼へ2号ソロ。さらに1死後、エルドレッドも左中間へ3号ソロを放ちあっという間に追いついた。さらに3回には菊池の中越え二塁打などで築いた1死一、三塁で新井が右翼へ2打席連続となる3号3ラン。さらに2死からエルドレッドも2打席連続となる4号ソロを右翼へ放ち6―2と突き放した。5回には丸の左前打を足場に築いた2死二塁で、エルドレッドが中前タイムリーを放ち1点を加えた。2点差で迎えた8回には鈴木の右前打を足場に築いた1死二、三塁で代打の代打・堂林が5番手・山口鉄から左中間へ2点タイムリーを放ち、再び突き放した。

 投げてはプロ2戦目のドラフト3位ルーキー左腕の床田がコーナーをていねいに突く投球を見せ7回、97球を投げ5安打5失点、8奪三振でうれしい初勝利。ジャクソン、薮田とつないで逃げ切った。

 巨人は初回、先頭の中井が中前打と立岡の一ゴロで二進した2死二塁で、阿部が初球を右中間へハーラートップとなる今季5号を叩き込み2点を先制した。5点を追う5回には長野、岡本の連打などで1死二、三塁とし、代打の村田が左翼ポール際へ1号3ランを放ち2点差としたが、先発の内海が誤算。内海は3回までに4本塁打を含む7安打を浴び6失点で今季初黒星を喫した。

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