メッツに80歳の打撃投手が登場 影響力のある100人に大谷の名

[ 2017年4月12日 14:51 ]

メッツの打撃投手を務めたフィル・レーガン氏 (AP)
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 メジャーリーグの話題をまとめて紹介(日付は現地時間)。メッツは7日に行われたマーリンズとの試合前に80歳のフィル・レーガン氏が打撃投手として登場。他の打撃投手と同様に黙々とボールを投じた。元メジャー投手のレーガン氏は13年間の現役生活で96勝をマーク。引退後は指導者の道を歩み、1995年にはオリオールズの監督も務めた人物だ。

 選手としても指導者としても実績のあるレーガン氏の目標は、80歳になった時に打撃投手を務めること。メッツのマイナーで投げるプランだったが、前日の6日に80回目の誕生日を迎えると、メッツ球団から「メジャー選手を相手に投げてみないか」との連絡を受けたのだった。メディアから現在の球速について聞かれると、「おそらく95マイル(153キロ)くらいは出るかな。打撃投手をする時は少し球速を抑えているけれどね」とジョークを飛ばしていた。

 米国の全国紙「USAトゥデー」(電子版)は球界で影響力のある100人を選出。1位はメジャーリーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーだった。敏腕代理人として知られるスコット・ボラス氏は5位。選手としての最上位はナショナルズのブライス・ハーパー外野手で11位。日本人で唯一選出されたのは、メジャーリーグでまだ1試合もプレーしていない日本ハムの大谷翔平で47位にランクされた。投手と野手で高いレベルにある大谷。同紙の寸評には「メジャーリーグへの挑戦を表明すれば、争奪戦になる。獲得した球団がどのような起用法をみせるのか興味深いところ」とある。

 開幕から欠場の続くレンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手(38)は復帰までもうしばらく時間がかかりそうだ。春季キャンプで右ふくらはぎを痛めて故障者リスト入り。フォートワース・スターテレグラム紙のジェフ・ウィルソン記者のレポートによると、ベルトレは8日のランニングの際、再び同じ箇所に違和感を覚えたとのこと。その後、11日にMRI検査を受診したという。今季がメジャー20年目のベテランは通算3000安打まであと58本に迫っている。

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2017年4月12日のニュース