上原 遊撃ミスで失点も切り替えK斬り サヨナラ呼んだ

[ 2017年4月12日 05:30 ]

ナ・リーグ   カブス3―2ドジャース ( 2017年4月10日    シカゴ )

<カブス・ドジャース>8回、ベースカバーに入るカブスの上原。遊撃手の併殺を狙った一塁への送球がそれ、同点とされた
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 カブス・上原が粘りの救援で本拠地開幕戦のサヨナラ勝ちにつなげた。2―1の8回1死一、二塁で登板し、代打アットリーを一ゴロに打ち取った。だが、併殺を狙った遊撃手の一塁送球が悪送球となり、二塁走者に同点の生還を許した。

 42歳のベテランは「味方のミスと言っても、助けてもらうときもあるから」と引きずらず、続くプイグを直球で空振り三振に仕留め切り抜けた。9回に主砲リゾがサヨナラ打を放って決着。試合前には108年ぶりワールドチャンピオンに輝いた昨季の優勝旗を掲揚する式典が行われた一戦を、劇勝で飾ることができた。

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