中日、リプレー検証で今季初白星スルリ…守護神・田島またもセーブ失敗

[ 2017年4月5日 22:38 ]

セ・リーグ   中日3―3広島 ( 2017年4月5日    ナゴヤD )

またもやリードを守れず同点とされガックリとベンチに戻る田島
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 中日と広島の一戦は延長戦でも決着が付かず3―3の引き分け。今季初白星が目前まで迫っていた中日だが、抑えの田島がまたも9回に失点を喫した。

 初回にゲレーロの中前適時打で幸先よく先制。2回に先発の八木がエルドレッドに2ランを浴びて逆転を許したが、5回に京田、ゲレーロの連打でチャンスを作り、平田の中前適時打で同点に追いついた。

 2―2で迎えた7回。先頭の大島が二塁打で出塁すると、京田の犠打で1死三塁。ここでゲレーロが左翼へきっちりと犠飛を打ち上げて1点を勝ち越した。

 だが、9回に抑えの田島が1死一、二塁のピンチを迎え、鈴木の左前打で同点に。一度は左翼・藤井の好返球でアウトのジャッジが下されたが、リプレー検証で判定がセーフに覆った。

 延長戦では両軍ともに得点を奪えず。11回、12回と得点圏に走者を進めた中日だったが、ここぞの場面で1本が出なかった。

 広島はエルドレッドの2試合連続となる2号2ランで逆転したが、その後は打線が又吉の前に沈黙。プロ初登板で7回途中3失点と好投した先発の床田を援護することができなかったが、土壇場の9回に同点に追い付いて引き分けに持ち込んだ。

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