則本 千賀意識し立ち上がり直球連発 WBCの悔しさぶつけた

[ 2017年4月5日 09:45 ]

パ・リーグ   楽天7―1ソフトバンク ( 2017年4月4日    Koboパーク宮城 )

<楽・ソ>3回1死、本多の二ゴロのカバーに一塁に走る則本
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 楽天・則本に晴れやかな笑みが広がった。「勝つことだけを考えた。打線の援護が心強かった」。6回5安打1失点。チームを開幕4連勝に導き、満員のスタンドに手を振って応えた。

 WBC日本代表の同僚・千賀との投げ合い。「相手が千賀君だったので」とロースコアを覚悟した立ち上がりは、10球連続直球を投げ込んだ。「嶋さんのリードを信頼して投げた」。1死二塁では柳田を149キロ直球で投ゴロ。2死二塁から内川を137キロのフォークで空振り三振に仕留め、初回を切り抜けた。

 WBCでは当初は先発、救援両方を担う「ジョーカー」として期待されたが、3月7日の1次ラウンド初戦・キューバ戦と同12日の2次ラウンド・オランダ戦(ともに東京ドーム)の救援登板のみに終わった。防御率は9・82。「投げる場所がなかったのは自分の実力。悔しさはあるがシーズンは別物」と切り替え、千賀と投げ合った。

 6回には嶋がデスパイネのバットによる打撲で緊急退場。実戦初コンビの細川に代わり、「バタバタしかけた」と1死満塁から中村晃の右犠飛で失点した。最後は鶴岡を右飛に打ち取り、味方打線の大量援護でお役御免。新人だった13年から務めた開幕投手は4年連続で途切れたが、本拠地開幕戦勝利で4連勝に貢献した。帰ってきたエースは「めっちゃ緊張した」と気持ちよさそうに汗を拭った。(君島 圭介)

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