青木「アストロズの一員」実感初ヒット　初打席で初球快音

ア・リーグ   アストロズ３―０マリナーズ （ 2017年4月3日    ヒューストン ）

移籍後初安打を放つアストロズの青木
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　新天地初スイングで快音を発した。アストロズの青木は「９番・左翼」で開幕戦に先発出場。３回の第１打席、初球の速球を左前へライナーで運んだ。「今日で間違いなくアストロズの一員になった。アストロズとして足跡を残せた」。昨季所属したマリナーズのエース右腕ヘルナンデスに「良い投手。とにかく打てると思った球は全部振りにいく」と臆せず臨んだ。

　ＷＢＣでは打率・１８２と不振に終わったが、「キャンプから今日が一番いい状態だった」と修正した。５回の第２打席も好守に阻まれたが左翼線への大飛球。メジャー６年目で開幕戦第１打席の安打は初めてで「体が動きすぎると力が入ってしまって駄目。少し重いくらいがいい」と、あえてトレーニングを増やした準備も奏功した。

　チームは快勝。あいさつ代わりの一打で日米通算２０００本へ残り３４本とし「まあ１本ずつだからね」とほほ笑んだ。好スタートを経て、昨季の同僚で同学年でもある岩隈が先発する４日（日本時間５日午前９時１０分開始予定）の次戦に臨む。（小林由加通信員）