ヤクルト鵜久森 チーム35年ぶりの一撃で「しっかり準備していた」

[ 2017年4月2日 17:37 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―4DeNA ( 2017年4月2日    神宮 )

<ヤクルト・DeNA>延長10回1死満塁、左越えにサヨナラ満塁弾を放つ代打・鵜久森
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 ヤクルトの鵜久森淳志外野手(30)が延長10回1死満塁の場面で代打出場。チームとしては35年ぶりとなる代打サヨナラ満塁本塁打で試合を決めた。

 DeNAの6番手・須田の初球を強振。打った瞬間それと分かる一撃に「やったろうという気持ちしかなかった。自分のスイングをしっかりして最悪、犠牲フライでもというイメージがあった」と会心の一打を振り返った。代打の鉄則ともいうべき初球打ち。「何回か行く準備はあったが、それでも集中力を切らさず、しっかり準備していた」と、落ち着いて打席に入った結果がチームに勝利をもたらした。

 チームとしての代打サヨナラ満塁本塁打は1982年4月6日の広島戦で岩下が放って以来2本目。本人も「サヨナラ(満塁本塁打)っていうこと自体が1軍では初めて」といい「すごいうれしい」と笑顔。チームの開幕カード勝ち越しを導き「昨年はやられていたので連勝、連勝という気持ちでやっていました」と声を弾ませた。

 日本ハムから戦力外通告を受け、16年に移籍。「拾ってもらったというのがあるので恩返しできるように頑張る」と力強く誓った。

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