広島の街に再び熱気 喫茶店も書店も百貨店も「カープモード」

[ 2017年3月30日 11:00 ]

コーチの言葉に真剣な表情で耳を傾けるタナキクマル。左から菊池涼介、丸、田中広輔
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 3月に入って、広島の街が再び「カープモード」に突入したと感じる。広島市中心部にある書店の店頭では、カープ関連の雑誌、書籍や、プロ野球選手名鑑がズラリ。あくまで主観に過ぎないが、喫茶店でカープの話題で盛り上がる客も、シーズン中並みに増えてきた気がする。

 カープ関連イベントも始まりだした。JR広島駅南口を出て目の前にそびえる百貨店「福屋 広島駅前店」では「カープ ファンフェスト」という催事企画を初開催している。8階の催事場だけでなく、1階と6階にある広場も利用した「過去最大の催事イベント」(広報担当者)だという。販売するカープグッズの豊富さに加え、展示企画にも力を入れており、クライマックスシリーズの「優勝シャーレ」展示やキャンプ写真展などが入場無料で楽しめる。

 同広報担当者によると「昨年の25年ぶりリーグ優勝で盛り上がった広島の街を、今年はもっと盛り上げよう」というコンセプトのもとに開催が決定。4月4日までと期間は短いが、初日の3月23日以降、普段の2倍近くの人が訪れているという。

 百貨店だけではない。広島市中区にある公共施設の広島県立図書館でもイベントが開催中だ。

 鈴木誠也選手がお立ち台で何度も叫んだフレーズを拝借した「最高でーす広島県!〜25年前とイマドキのカープと広島〜」と題する展示企画を3月14日から開始した。ここ数年、開幕前にはカープ関連書籍コーナーを特設していたが、今年は昨季のリーグ優勝を受けて展示物を増やした。

 2016年と前回優勝した1991年を比較した資料もガラスケースに入れて展示。「ミニ博物館」といった装いで、カープはもちろん広島県の発展にも触れることができて興味深い。こちらは5月14日まで。東京など遠方からやってきた人も訪れているという。

 いよいよシーズンが開幕する。33年ぶりの日本一へと向かうカープだけでなく、広島という街の熱気も伝えていければと思う。(記者コラム・柳澤 元紀)

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