【牛島和彦氏順位予想】タナキクマル健在 西武打力で食い下がる

[ 2017年3月30日 08:40 ]

スポニチ本紙評論家9氏がセ、パ両リーグ順位予想=牛島和彦氏

コーチの言葉に真剣な表情で耳を傾けるタナキクマル。左から菊池涼介、丸、田中広輔
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 【牛島和彦氏順位予想】

 ≪セ・リーグ≫

 1位・広島

 2位・巨人

 3位・DeNA

 4位・ヤクルト

 5位・中日

 6位・阪神

 ≪パ・リーグ≫

 1位・ソフトバンク

 2位・日本ハム

 3位・西武

 4位・ロッテ

 5位・オリックス

 6位・楽天

 セは広島が今季も安定した戦いをしそうだ。徐々に力を付けてきて昨季優勝。1〜3番の「タナキクマル」がしっかりしていて、鈴木が育った。戦力が「見えている」広島に対し、現時点で「見えていない」のが巨人。補強はしたものの山口俊や陽岱鋼はオープン戦出場がない。故障から復帰する杉内も含め、不透明な部分が多いが、選手がそろえば力はある。

 DeNAはリリーフ陣が充実。石田、今永、新人・浜口の左3枚が入る先発陣が鍵で、3人が大きな貯金をつくれば上位を脅かせそうだ。中日はまだチームを組み立てている最中だが、最下位だった昨季よりは期待感がある。投手は鈴木や柳、野手は京田が楽しみ。新外国人のゲレーロも信頼感が持てる。

 パは2強と他4球団に差がある。ソフトバンクは和田、武田、千賀ら先発陣が非常に整っている。秋山が軸となり、中村が昨季より成績を残せそうな西武が打力で食い下がる。

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2017年3月30日のニュース