マー君、連続無失点18回２／３でストップも　順調仕上がりで開幕戦へ

タイガース戦に先発したヤンキースの田中
Photo By 共同

　ヤンキースの田中将大投手（２８）が２６日（日本時間２９日）、本拠でタイガースとのオープン戦に先発し、初回に連打を許して失点。ここまでオープン戦開幕からの連続無失点が１８回２／３でストップした。それでも２回以降は得点を許さず、５回３安打２失点（自責１）でオープン戦最終登板を締めた。

　田中は１回、先頭のキンズラーに左前打を許すと、続くプレスリーに左翼への適時二塁打を浴び、いきなり１点を失った。

　２回には１死からライアンに右前打を許したが、後続を断ち無失点とするなど、２回以降は再びの０行進。３回に先頭のプレスリーを四球で出したが、１死からの併殺打で打者３人で抑え、４、５回は三者凡退に封じた。

　田中は５回でマウンドを降り、３安打２失点、６奪三振、２四球だった。オープン戦６試合に登板し、１８回２／３連続無失点を含む計２３回２／３を投げ、防御率０・３８。順調な仕上がりの中、中４日で４月２日（同３日）のレイズとの開幕戦のマウンドに向かう。