PL学園 大阪府高野連に脱退届提出、部員募集再開の予定立たず

[ 2017年3月29日 16:20 ]

 大阪府高野連は29日、昨年7月の全国高校野球選手権大阪大会の敗退後、休部状態となっているPL学園の硬式野球部から脱退届が提出され、受理したと発表した。

 同校野球部の奥正直克部長が脱退届とともに、正井啓介校長名で「貴連盟への非加盟の件」と題した文書を提出。「部員募集再開の予定は立っていない。再開が決定するまでの間、非加盟を決めさせていただいた」と記した。大阪府高野連によると再加盟のためには、9人以上の部員が集まった状態で新たに加盟を申請し、理事会での承認が必要になる。

 PL学園は春夏の甲子園大会で7度の優勝を果たした全国屈指の名門。しかし、2013年に部内暴力が発覚した後は、野球経験のない監督が就任するなど迷走状態に陥り、15年度からは新入部員の募集を停止していた。

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2017年3月29日のニュース