履正社が4強1番乗り!準優勝14年以来3年ぶり 先発・竹田が2安打快投

[ 2017年3月29日 10:11 ]

第89回選抜高校野球大会準々決勝   履正社8―1盛岡大付 ( 2017年3月29日    甲子園 )

履正社先発の竹田
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 第89回選抜高校野球大会第10日は29日、甲子園球場で準々決勝の4試合が行われ、第1試合は履正社(大阪)が8―1で盛岡大付(岩手)に快勝。先発・竹田の快投が光り、準優勝した14年以来3年ぶりの4強進出を決めた。

 試合序盤から履正社・竹田、盛岡大付・三浦瑞の両先発が好投。竹田は完ぺきな投球で盛岡大付打線をパーフェクトに抑え、三浦瑞も要所をしのいで無失点と4回を終わって0―0と投手戦の様相を呈した。

 試合が動いたのは5回。三浦瑞が2死満塁のピンチを迎えると、この場面で痛恨の暴投。1点を先制した履正社は、6番・竹田、7番・筒井の連続適時二塁打で一気に畳み掛け、この回だけで5点を奪った。

 序盤から1人の走者も許していなかった竹田は、6回までパーフェクトピッチングを継続。しかし、7回に先頭の1番・植田に甘く入った初球を左翼席に運ばれ、快挙達成とはならなかった。

 “パーフェクト”は逃した竹田だが、8回、9回をきっちりと無失点投球。許した安打は2本のみという見事な完投劇で、チームをベスト4へ導いた。

 盛岡大付は、好投を続けていた三浦瑞が5回に突如制球を乱してまさかの1イニング5失点。初の4強進出はならなかった。

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