辻西武“大谷封じ”死球覚悟の内角攻め 昨季は死球ゼロ 勝つため非情に

[ 2017年3月29日 08:44 ]

<西武必勝祈願>必勝祈願の護摩たきの炎を見つめる(左から)菊池、牧田、秋山、増田
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 西武・辻監督が、開幕カードで対戦する日本ハム・大谷封じへ死球覚悟の内角攻め指令を出した。

 「打者で来るんだから。(投手陣は)当たってもしょうがないぐらいでいかないと」。大谷は昨季西武戦打率・395、1本塁打。死球ゼロと投手陣は内角を攻めきれなかった。「(大谷は)ナイスガイだから。これで生意気だったら“この野郎”ってなるんだろうけど」と苦笑いしたが、勝つために非情に徹する。捕手の炭谷も「そこ(内角)はいかないといけない」とうなずいた。

 この日は球場近くの狭山不動尊で必勝祈願。就任1年目の指揮官は絵馬に「健康」と記した。評論家の今季順位予想は下位が多いが「気楽にできるんじゃない。目標は優勝。CS進出だけだったらV旅行に行けない」。鋭い眼光で、常勝軍団復活を誓った。 (平尾 類)

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