WBCで「悔しい思い」阪神・藤浪 今季初戦は4・4ヤクルト戦

[ 2017年3月26日 09:20 ]

<オ・神>試合前、チームに合流した藤浪(中央)が投手陣にあいさつし、笑顔をみせる
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 阪神から唯一、侍ジャパンに選出されていた藤浪が25日、チームに合流。金本監督らと今後のスケジュールについても話し合い、当初の予定通り、28日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に登板することが正式に決まった。

 香田投手コーチが「体調はすごく良いということでした。火曜日(28日)に鳴尾浜で投げてもらおうと思います」と言及。その後はプラン通りに中6日で開幕2カード目となる4月4日のヤクルト戦(京セラドーム)でシーズン初戦を迎えることになった。

 「(首脳陣と)話はしました。そういうこと(2軍戦での登板)になると思います」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では1次ラウンドの中国戦に登板しただけで、渡米後は18日(日本時間19日)のカブスとの練習試合に登板したのが最後。3月は4試合、計9イニングしか消化していないが、実戦不足については不安を口にしなかった。

 「一応、投げていたので。実戦の間隔はかなり空いたんですけど、大丈夫かなと思います」

 「今日も朝5時に目覚めたので」と時差ぼけや疲労は残っているが、試合前練習ではNPB球でキャッチボールも行い「投げにくいボールから投げやすいボールになる。変化球の曲がり方は違いますが、ピッチングとか実戦で投げていくしかない」と大きな問題でないことを強調した。

 「(WBCでは)投げてないんで、悔しい思いはあるし、もっと投げたかったのが正直。今シーズンに向けて、しっかり調整して、切り替えてやるしかない」

 世界の大舞台で味わった悔しい思いはシーズンにぶつける。もう一度、心身ともに温め直していく。 (遠藤 礼)

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2017年3月26日のニュース