【侍戦士へ球界の声】王さん「米国はWBCに対する意識変わった」

[ 2017年3月23日 05:30 ]

WBC準決勝   日本1―2米国 ( 2017年3月21日    ドジャースタジアム )

<日本・米国>9回、沈んだムードの日本ベンチ
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 ▼ソフトバンク・王貞治球団会長(第1回WBC日本代表監督)負けた気のしない試合。内容的には合格点だったと思う。心から選手にお疲れさまと言いたい。米国は(第1回よりも)本腰を入れてWBCに対する意識が変わった。より高いところに上るべく、やっていけばいい。

 ▼山本浩二氏(前回大会監督。ネット裏で観戦)残念だった。よく頑張ったけどねえ。前大会もそうだったけど、みんなの気持ちが一つになった素晴らしいチーム。精いっぱいやったと思う。選手にとっては今回の経験がこれからの野球人生にきっとプラスになると思う。

 ▼巨人・高橋監督 本当にいい試合だった。みんな頑張ったと思うし、紙一重だった。それが勝負なのでしようがない。

 ▼DeNA・ラミレス監督 常にベストを尽くして戦って、日本国民を沸かせてくれた。何も恥じることはない。堂々と帰ってきてほしい。

 ▼ロッテ・伊東監督(第2回大会総合コーチで世界一)一発勝負の戦いで、出ていた選手たちは、いい経験をしたと思う。野球界のために頑張って、盛り上げてくれた。日本に戻ったら、また活躍してほしい。今回出られなかった選手たちには、そこを目標に頑張ってほしい。

 ▼楽天・梨田監督(第3回大会で野手総合コーチを務める)残念でした。でもよくやったと思う。他(の国)も強いということ。(則本、松井裕は)いい経験を今度はチームで生かしてほしい。

 ▼日本ハム・栗山監督 残念だったけど一生懸命やってくれた。紙一重だった。日本の野球を表現してくれて、本当に感謝している。

 ▼楽天・嶋(右ふくらはぎ痛で代表から途中離脱)注目されている中で、あんなパフォーマンスができるのは、本当に凄い。胸を張って帰ってきてほしい。

 ▼熊崎コミッショナー(現地で観戦)負けたのは本当に悔しいが、いい試合だった。日本選手が結束して世界に力を示すことができた。(小久保監督は)よくここまでやってくれたと、お疲れさまでしたと話した。

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2017年3月23日のニュース